愛車で参戦する。

主にヨーロッパで開かれているヒストリックカーラリーのなかに、スペシャルステージでタイムを計測し、
速い方が上位に来るという、WRCと基本的に同じ方式でやっているイベントがあるのを知っていて、兼ねてから憧れていた。
大自然のなかのワインディングロードを、自分の愛車を駆って自分の好きなペースで走ったらどんなに痛快か!
ところが日本でも今年、そんなラリーが開催されることになった。それがACCR=Alpine Classic Car Rallyで、
僕は早速このラリーに参戦することにした。もちろんわが愛車、1962年ポルシェ356B 1600Sで走る。
そのACCRがもう1週間後に迫ってきた。赤坂アークヒルズをスタートして群馬の山間部に向かい、
その林道やワインディングロードに356Bを駆り立てるシーンを想像すると、今からワクワクしてくるのである。

 

 

 

 

 

いくつになってもクルマ遊びはやめられない。

ことのきっかけはこうだ。「九島くん、クラシックカーラリーってやつ、一度出てみたいんだけどいっしょに出ない?……」
もう5年以上前になるが、友人の誘いでこっちの世界に足を踏み入れることとなった。
当時は雑誌社主催のイベントがあって、思いの外敷居は低かったせいか、スタートしてみると準備不足が露呈。
おかげで、雨の中、中央高速の路肩で一時間スタッフカーを待つことになる。
そして今年、ACCR(アルペン・クラシックカー・ラリー)2012発足というニュースが飛び込んで来た。
ACCRはクラシックカーによる本格的なターマックラリー。「大会会長 新井敏弘」という記述からもわかる。
これ、いままでのクラシックカーラリーと違うかも?
さてさて、そんなACCRのスタートが近づいてきた。準備不足でスタッフカーを待つ目にはもう会いたくないし。
それにしても残りは数日。カウントダウンにワクワクドキドキ。いくつになってもクルマ遊びはやめられない。
というか、クルマでホンキに遊ぶのはもしかしたらこれから、かもね。